投稿日: | 更新日:2020/03/04
こんにちは、投資月収500万円たつや先生です。
株式投資をされている皆さまから、株の所得税についてのご相談をいただくことがあります。
特に次のようなお悩みはとても多くなっています。
・株の所得税の知識がなくて不安だ
・大きな利益が出たけど税金が心配だ
・賢く節税しながら資産を増やしたい
株の所得税に詳しくなかったり、上手に節税しながら資産を増やしたいと考える方が増えています。
今あなたも同じような疑問や不安をお持ちかもしれませんね。
税金や節税をしっかりフォローできれば、私たちの投資効率は格段に高まります。
投資でお金を大きく増やしても、納税後にどれだけ残せるかが肝心です。
もし税金への対策ができていないと、投資効率が大きく下がってしまうこともあり得ます。
株の所得税を安くして手っ取り早くお金を増やす3つの方法
まず最初に、株式投資にかかる税金の仕組みについて簡単にお話します。
株式投資にかかる税金は主に次の2種類です。
・株の値上がり益にかかる譲渡益課税
・株主配当にかかる配当課税
この譲渡益課税と配当課税、どちらも税率は約20%です。
厳密には税率20.315%(所得税15.315%+住民税5%)です。
そして申告分離課税として、給与等他の所得と区分して納税額を計算します。
そこで納税額を安くできる、3つの優遇制度をお伝えします。
税の優遇制度を使うことで、このような株投資にかかる所得税などの税金を安くしたり、場合によってゼロにすることもできるんです。
株の所得税の優遇制度を利用した場合のシミュレーション
例えば100万円を金利5%で複利運用した場合で考えましょう。
増えた利益に対して、税の優遇制度を利用しない場合(税率20%)と、税の優遇制度を利用した場合(税率0%)の、お金の増え方を比較してみます。
税の優遇制度を利用しない場合(税率20%)
投資初日 100万円
10年後 約148万円
20年後 約219万円
30年後 約324万円
税の優遇制度を利用する場合(税率0%)
投資初日 100万円
10年後 約163万円
20年後 約265万円
30年後 約432万円
これは一例ですが、投資期間が長期になるほど、納税額の差はより拡がります。
つまり私たちが株式投資をするなら、所得税の優遇制度を利用することのメリットは大きそうですね。
このように株の税優遇と複利での長期投資は、とても相性が良いです。
そんな税の優遇制度を私たちが活用するなら、具体的にどんな方法があるのかを見ていきましょう。
1.NISAを活用する
1つめの税優遇制度は、NISAの制度を利用する方法です。
NISAはいくら利益がでても税金を払わずに済み、確定申告も不要となることで有名です。
NISAには一般NISAとつみたてNISAの2種類の制度があります。
それぞれの主な特徴を見比べてみましょう。
NISAの主な特徴
・株などの売買益と配当金にかかる税金が最長5年間ゼロ
・年間投資額は120万円が限度
・投資対象は株、投資信託、ETF、REITなど
つみたてNISAの主な特徴
・株などの売買益と配当金にかかる税金が最長20年間ゼロ
・年間投資額は40万円が限度
・投資信託、ETFのみ
NISAは年間の投資可能額も大きく、株式に直接投資できるなど、株式投資をしたい方に向いています。
つみたてNISAは投資対象の数が少なく、投資信託を活用しプロに株の運用を委託できるなど、投資初心者向きと言えます。
ぜひ活用したいNISAの節税制度
いずれにしても利益に対して税金がかからない点は、とても大きな魅力ですね。
あなたの資産運用に合わせて活用しましょう。
また主な注意点としては下記のとおりとなります
・NISAは1人1口座まで開設できる
・損失が出ても他の口座との損益通算ができない
・NISA口座とつみたてNISAはどちらか選択
とは言っても、この制度を使うと、投資利益や配当に対して約20%の所得税を節約できます。
長期運用するほど、私たちの手元に残るお金も増えやすくなりますので、ぜひ活用を検討してみましょう。
2.iDeCo(イデコ)を活用する
2つめの税優遇制度は、iDeCo(イデコ)の活用です。
iDeCoの税制優遇制度には下記のようなものがあります。
・掛金が全額所得控除になる
・運用益が非課税になる
・受け取る時にも税制優遇がある
先ほどのNISAと比べると、運用益が非課税になる点は同じですね。
しかし掛金を支払った時点で、所得控除になるという点には大きな違いがあります。
所得控除はあなたが支払った税金の一部が還付されることです。
今あなたの所得が大きい場合、iDeCoを利用して投資することで、すぐに節税効果を得られます。
こちらもおすすめの節税制度です。
iDeCoの節税シミュレーション
所得控除の効果の具体的なシミュレーションを見ていきましょう。
例えば月3万円×12ヶ月で合計年間36万円を投資した場合で考えます。
あなたの所得税と住民税が合計30%の税率であれば、
年間投資額12万円×30%=還付10万8,000円
iDeCoで投資するだけで、年間10万8,000円還付されるわけです。
仮に株式投資で利益が出なくても、所得税の還付だけで30%の利回りがあると考えることもできますね。
iDeCoは60歳になるまで引き出せない
しかしiDeCoを利用する際は、ひとつ大きな注意点があります。
iDeCoは自分で作る年金というコンセプトなので、60歳になるまで引き出せないこと。
例えばあなたが車を買ったり、家を買ったり、お子さまの教育資金が必要になっても、60歳になるまでは投資したお金を引き出せません。
iDeCoを活用するなら老後まで絶対に引き出せないお金という認識で、積立投資に活かしましょう。
つまりどの節税制度を利用するにしても、あなたが株式投資をする上で、あなたに合った投資方針を持つことが大切です。
私たつや先生の無料メルマガでは、今注目の株の銘柄や、上手にお金を増やす株式投資の始め方を分かりやすく解説しています。
またアカデミー生さまの体験談や投資物語なども公開中です。
あなたも興味がありましたら、こちらからご覧になってみてください。
3.確定申告不要の制度を活用する
NISAの投資枠の上限や、iDeCoの60歳までお金が引き出せないという点が、やや使いにくいと感じることもあると思います。
そんなあなたにおすすめなのが、この3つめの節税方法です。
所得税法では会社員の場合、給与以外の収入が年20万円以内なら、確定申告と納税が免除されるという特例があります。
給与と投資以外の所得がないことなど、いくつかの条件を満たす必要はありますが、この条件を満たせば株式投資で得た利益20万円までは実質無税となるのです。
注意点としてはこの特例を利用するなら、特定口座・源泉なしを選びましょう。
もし特定口座・源泉ありを選んでしまうと、株式投資で利益が出たと同時に、自動的に税金を差し引かれてしまいます。
あなたがこの特例に該当する場合でも、一度支払った税金は返してもらえませんので、この点は要注意ですね。
株式投資の利益によっては、有効に使える制度ですので覚えておきましょう。
まとめ:株の所得税を節約して資産を増やす3つの方法
株式投資をするなら所得税についてしっかりフォローしておきましょう。
所得税や税制を把握しておくことで、私たちの投資効率は格段に高まります。
上手に節税してあなたの手元に残るお金を増やせば、日々の生活に余裕ができますし、老後などの将来への準備にもつながります。
また所得税の優遇制度を活かせば、長期的に見ればその効果はとても大きくなります。
1.NISAを活用する
NISAを活用すれば、投資で得た利益が一定の範囲内で非課税となります。
一般NISAとつみたてNISAの2種類があり、それぞれに特徴がありますので、あなたに合った方法を選んで活用してみましょう。
2.iDeCo(イデコ)を活用する
iDeCoを活用すれば投資で得た利益が非課税になるだけでなく、支払った掛金が所得控除になるというメリットもあります。
ただし60歳まではお金を引き出せませんので、あなたの将来プランと照らし合わせながら活用しましょう。
3.確定申告不要の制度を活用する
所得税法には会社員の場合、給与以外の収入が年20万円以内なら、確定申告と納税が免除されるという特例があります。
株式投資の利益によっては、有効に使える制度ですので覚えておきましょう。
あなたの株式投資や資産運用に活かして、手元に残るお金を増やすために、ぜひ参考になさってくださいね。
新作ビデオセミナープレゼント
投資が初めての皆さまも、インカム投資を楽しく学べるビデオセミナーを無料進呈。
毎月の安定収入を手に入れる資産運用の始め方を分かりやすくお伝えします。
(合計収録時間 1時間20分)
・月収30〜100万円への投資の始め方
・早期リタイアを叶えるインカム投資
・投資で年収2,000万円超の38歳会社員
・インカムゲインで365日夏休み生活
・毎月75万円が現金支給される投資案件
・受付嬢(26歳)が事業投資で不労所得
・会社に頼らず投資収入で暮らす方法
・月収900万円 最強アカデミー生さま
・年齢を超えた素敵な仲間との出会い
・9倍に成長中の今注目の優良ファンド
・毎月旅行しながらお金を増やす方法
・たつや先生の月収500万円の稼ぎ方
他にも受講生さま12名の成功物語や、たつや先生のお金の増やし方をご紹介。
あなたも興味がありましたら下記よりビデオセミナーをお受け取りください。